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トップページキャノン 関連記事キャノン 2007年度通期の連結決算を報告

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 キャノンは、2008年1月30日、2007年度通期の連結決算を発表した。売上高は4兆4,813億円(前年比7.8%増、以下カッコ内は同じ)、営業利益は 7,567億円(7%増)、純利益は4,883億円(7.2%増)で、8期連続の増収増益。営業利益、純利益は過去最高を記録しました。かなり儲けています。

 カメラ事業は売上高1兆1,530億円(10.6%増)、営業利益3,070億円(14.4%増)。

 うち、デジタルカメラの売上高は13.3%増、交換レンズほかは11.8%増。デジタルカメラの販売台数が約17%伸びた。なお、デジタルカメラにおけるデジタル一眼レフの比率は台数ベースで13%、金額ベースで38%。

 事務機事業は売上高2兆9,360億円(9.1%増)、営業利益6,500億円(8.5%増)。うち、インクジェットプリンタを含むコンピュータ周辺機器事業は、売上高1兆5,380億円(9.9%増)。

 うち、インクジェットプリンタはMP610や消耗品が伸び、売上高は9.2%増となった。インクジェットプリンタでは単機能機から複合機へのシフトが進み、台数ベースでは単機能機が18%減となったのに対し、複合機は28%増で、複合機が占める割合も52%になった。

 光学機器及びそのほか事業では、液晶用、半導体用ともに露光装置が低調で、売上高は7.2%減の3,931億円、営業利益は49.2%減の211億円。

 2008年度は、売上高4兆7,200億円(5.3%増)、営業利益8,000億円(5.7%増)、純利益5,200億円(6.5%増)。主要国における原材料費高騰やサブプライムローン問題による経済の減速は後半に回復し、アジアや新興国の市場は順調に拡大し、全体として緩やかに成長すると見ています。

 カメラ事業は「戦略的新製品投入」により、1兆2,330億円(6.9%増)を見込む。うち、デジタルカメラは販売台数20%増を見込み、売上高は7.4%増。交換レンズほかの売上高は0.4%増を見込む。また、デジタル一眼レフが占める割合は台数ベースで15%、金額ベースで42%に伸長すると予測する。

 コンピュータ周辺機器は1兆6,110億円(4.8%増)と予測。インクジェットプリンタは売上高7.1%増を見込んでいます。
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